アメリカ合衆国における原油および天然ガスのアクティブな掘削リグの総数が今週増加し、減少傾向だったリグ数が一時停止したことが、Baker Hughesが金曜日に公表した新しいデータによると明らかになった。
今週の総リグ数は前週比4つ増加し、585となった。前年の同時期の680に比べると減少している。
今週の石油リグ数は前週と同じで据え置かれ、前年同時期と比べて61つ減少した479にとどまった。一方、ガスリグ数は4つ増加して101となり、前年同時期から34のアクティブなガスリグが減少した。その他は5つ据え置かれた。
一方、エネルギー管理庁(EIA)は水曜日に、6月28日までの週における貴重な12.2百万バレルの減少を記録した、米国在庫報告書を公表した。
在庫の変化は、先週の推定されていた3.6百万バレルの在庫増加と比較された。前週、EIAは燃料の在庫も増加しており、それが石油価格を下げる要因となった。6月最終週には、EIAは燃料在庫の減少を見込んだ。ガソリン在庫は6月28日までの週に2.2百万バレル減少し、前週の2.7百万バレルの在庫増加と比較された。
Primary Visionのフラックスプレッドカウント、未完成のウェルを完了しているクルーの数を推定する指標は、6月28日までの週に、246から237に減少した。
Permianにおける掘削活動は305のアクティブリグ数で据え置かれた。一方、Eagle Fordの数は今週3つ増加し、49のアクティブなリグ数となった。
金曜日の石油価格は比較的横ばいであり、先週早々に楽観的なEIA在庫報告書、さらに中東からの懸念やメキシコ湾のハリケーンバールからの影響により若干上昇した。アメリカ東部時間の午後1時21分時点で、WTI基準価格は0.04%上昇した83.91ドルで取引されており、一方、Brentは0.11%下落した87.33ドルで取引されている。
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